自分で稼ぎだすことの難しさと会社を辞めてよかったという話
会社という生温いところにいたときには感じなかったこと。
(というとブラック企業に御勤めの皆さんには怒られる気がするけど)
それは、「自分で稼ぎだすことの難しさ」だ。
会社の中にいると適当に仕事していようが、一生懸命仕事していようが一定額は保証される。
しかし、会社という枠を抜けると、一定額は保証されない。
フリーターも基本的に出勤して真面目に仕事していれば、一定額は保証されるから会社に近いかも。(単発や特殊なバイトをのぞく)
フリーになった時に気がつく、自分の稼げなさ。
ああ、自分は会社という組織で稼ぐことはできても、自分の能力だけでは稼げないんだなぁ・・・と無情に感じること。
例えば、内勤ばかりしていた人は(私とか)コミュニケーション能力が圧倒的に足りなくて、営業力が全く足りない。
逆に営業ばかりしていた人は、(きっと)プレゼン能力等は足りているけれど、自分の中のものを表現すること、創作力が圧倒的に足りない。(ライターなどには致命的な欠陥)
どちらにせよ、自力で稼ぐには事足りないことを実感すると思うのだ。
ブログとかで稼げる人はまだ良いだろう。
最近はアフェリエイトも多様化したし、上手く使いこなせば稼ぎになる。
ただし、上手く使いこなせる人、はじめから人が呼べる人はごく少数だ。
ブログも使いこなせない、腕に覚えのあるような・・・例えば、イラストレーターなど分かりやすいプロさがないと厳しい。
もしくは、人脈。自分に仕事を振ってくれそうな人脈を持つことが出来ていれば、特に問題には感じないかもしれない。
腕に覚えもなく、人脈もないとするといよいよもって厳しい。
私が最高で月額10万程度(それでも相当ギリギリのライン)を稼げているのは、出会いの賜物だし、今後それが続くとは限らない。
ちなみに次月はおそらく6万程度であることは予想済み。なぜなら、体調が悪くて全然仕事にならなかったから。
何故か一週間のうち半分の日を眠り続けてしまっているので、全く持って仕事にならない。
しかも夜は夜で、眠すぎて夜作業することもできないと来た。
冬眠するのかと思うほどである。
話がそれたが、ともあれ体調に左右されるような人は会社員に向いていない。
なぜなら約束が出来ないからだ。
(何日に仕上げます、って言ったところで、体調によって出来ない日が有るのでは、ムラっけが有りすぎて仕事を仕上げることができない)
「約束を最小限にして仕事ができるなら」という条件付きだが、体調が悪い人にはこれ以上ない仕事環境であるのは、フリーだと思う。
大体躁鬱なんて平均的に仕事ができない人の筆頭だよ?会社員に向いている訳がない。
それは私の短い会社員生活の中でも実感した。
だって「できない」のに、「〜までに出来るって約束しろ」って言われても、無理だよ!
「できるわけありません」って言えない環境だぞ?アクシデントとかあるし、体調のブレだってあるのに、「できるかもしれないけど、できないかもしれない」なんて曖昧さを許されない環境!
今思うと、会社員は本当に向いてなかったんだなぁと思う。
会社員になって体調が本当に悪くなったのかもしれないから、卵が先か鶏が先かは分からないけど。
会社員には戻りたくない・・・派遣でも出来る気がしない。
体調面だけを見るなら、辞めて正解だった。
お金のことがあるから、平均的に稼ぎだせるようになるまで仕事の種をまき続けて、それでも駄目だったら戻るかもしれないけど。嫌だなぁ。
あと東京にも戻りたくない。
そりゃ大好きなディズニーリゾートとか友達とかたくさんのものが待っているけれど、上手に生活できる自信がない。
そう思うと実家最高。家族と折り合いが悪くない人は実家のがいい。絶対。
関東で一人暮らしして、実家の良さを再確認した。
何よりご飯を一緒に食べてくれる人がいるっていうのは最高。ご飯作りがいがあるし。
(うちのご飯担当は基本私)
猫ものびのび暮らしているし。何より猫痩せた。
(関東で一人暮らし時代は、デブが酷かった。あの頃猫も6キロ超あったのに、今や5キロ切ってる。猫にしては痩せた)
という訳で、自分で稼ぐことの難しさ(躁鬱を患っていることもあるけど)と、会社を辞めて良かったという話。
同じようなこと思っている人、いやいや違うだろと思う人、色々いると思うけど、ちょっと考えてみてほしい。
でも会社員で健康な人は、軽い気持ちで辞めちゃだめ!
とってももったいないよ!病気になって、休職しても駄目なら考えようね。
あ、今度病気と休職について書こう。
これも制度的にいろんな会社があるから一概には言えないけど。