自分が納得できないクライアントとは手を切る。という決断。
これは最近私がやったことを残しておきます。
ゲームや雑談より重い話になります。
ライターになる、なってる人向け。
仕事している人でも、共感できないかもしれない。。。
先日一件の仕事を辞めさせてもらいました。
継続でお仕事頂いているところで、「2017年3月までだけど、どう?」とクラウドソーシングサービスの、外注を探している「クラウドテック」というところからお声がかかったんです。
その時は、新規開拓だし、自分と合ってるかもしれない!と思ってトライアルをやりました。
トライアルも無事受かり、さて本番!と意気込んで数本書きました。
トライアル分も仕事にはなるので、リライトが来ます。手直しですね。
別にそれ自体は良くて、「あ、私書き方悪かったんだなぁ」とか反省する所になるんですよ。
別のお仕事でもリライト、リテイクはめっちゃ頂きますし。(編集さんごめんなさい。でも有り難いといつも思ってお仕事させてもらってます)
ただその会社はちょっとリライトの出し方がふわっとしてたんですよ。
最初はね「ここ、もっと分かりやすく」というお話程度だったのですが、あるときふわっとした感じで「ここから全部、やり直して」というリライトが入り。
ここからもなにも・・・本文全部じゃん!!という思いが。
書いたもの全否定って凄くない?逆に。
いや中にはそれでもやっていく人もいるだろうけど・・・。
あと金額面。
リライト入れて、画像選定入れて、時給300円です。(1本あたりの金額は伏せます)
安!と思ったよ。
別に遅筆なわけではないです。実質書く分量が120×6+400文字だったんで、2400文字。これを1時間で書き上げてました。
これと画像選定だけなら私の時給は1000円まで跳ね上がったんです。リライトがなければ。
よくリライトは文章が下手な人がやるもんだ、という意識があるみたいですが、ちょっと今回のは違う気がしました。
要求がふわっとしすぎてる。いくら私が文章書きとしてド底辺だったとしても、コミュニケーション能力としてどうかと思う、レビューをしてくる人でした。
なので、私も「どの塩梅で書いたらクライアント(編集さん)の望むものになるだろう」という考え方をできなくなっていくのでした。
それが最大のミスだった気がします。
もう「読者」がじゃなくて、「クライアントが」になってる。
いかにリライトを貰わないかを考えるようになってる時点でアウト。
もう「こりゃ駄目だ」と思いました。
このクライアントとはやっていけない、と。
私「辞退させていただきます」
クライアント「じゃあクラウドソーシング会社通して連絡入れますね」
私(いや、会社から請求書がくるんじゃないのか・・・仕組みがクラウドソーシングと一緒・・・)
なんか二度とクラウドソーシング通じて仕事したくないなと思いました。
このクライアントと上記のやり取りする前に、「他の会社も如何ですか?こっちもやってみませんか?」ってメール飛んできたけど、いろんな意味で怖かったから手をつけなかった。
クラウドソーシング自体が悪だとは言わないし、それで利益を生んでいるライターは数多くいると思う。
だからもうここまで来ると合う合わないの問題かも。
私は合わないから、一緒にお仕事をするのが楽しいクライアントさんを探したい。
今何社かあるから嬉しい。今度都内にご挨拶に伺うのも楽しみ。
フリーのかたは特に、この辺気にした方がいいんじゃないかな。
向き不向きもあるし。私は精神衛生上悪すぎた。体調の問題じゃないです、このクライアントメンタルにきます。
好きなだけ仕事ができる環境でたっぷり書くのが幸せ。
リライトも凹むけど、凹んでいるうちが華。凹むほどの出っ張りがないと凹んでられない。
本当に駄目だと、仕事として成立しなくなるからね!!!