緋弾のアリアの漫画版を読んだ。遠山キンジがあれほどまでに好かれるハーレム状態は、好きじゃないかも・・・
女だからそう思うのかもしれないけど、男のハーレム状態はあんまり面白く感じない。
遠山キンジがアリアに惹かれていく過程は丁寧に描かれているけれど、アニメ見てた勢としては、漫画版は回りくどい感じがした。
峰理子(リュパンの末裔)は本当に潔ぎよいほど、裏と表の顔があって、アリアに対する憎しみが現れてて、その辺の描写は凄かった。アニメには劣るけど。
アニメ見てた勢として、いろいろ思うところがある。
ひとつ、展開が冗長過ぎること。これは漫画だからしかたないところはある。
ふたつ、色々なところが端折られていること。
これは、アニメとの比較じゃなくて、原作との比較ね。(原作は立ち読み程度)
絶対あったほうが、心理描写が分かりやすいと思うのに、そこ削る?!みたいな箇所がいくつかあったのは残念。
今、13巻まで出ているけれど、レキ編に入ったところで、これからレキ編がどう転がっていくのか楽しみでもある。
最近読んだ本の中では割と楽しめた本でもあるので、是非このまま頑張っていただきたいと思う。
セット買いするとちょっとお得。
緋弾のアリア [コミック/KADOKAWA] コミック 1-13巻セット (MFコミックス アライブシリーズ)
- 作者: こよかよしの
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2016/01/23
- メディア: コミック
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遠山キンジがいかに素晴らしい能力を持っていたとして、ハーレム好きな男子中学生や男子高校生は自己投影してキンジの目線で読むことができるのだろうか。
うーむ、こういう作品は男子になって考えてみたい。