ゲーム談義「特殊報道部」
久々にフルコンプした作品をレビュー&感想書く。
「特殊報道部」Amazonなんかじゃ酷評されて、凄い値下がりしてたので、クソゲーだと思って購入。
思ったほどクソゲーじゃなかった。いやオカルトマニアにはクソゲーかもしれないけど。
だけどこのパッケージ絵は、あんまり好きじゃない。
彼女がキモだと教えまくっている感じがするからだ。
ストーリーは、報道部に勤めていた青年が、ある日、アブダクション(宇宙人による拉致や記憶改ざん)されたという少女に出会う。
そこから特殊な事例に関わっていくことになり、局内にあるという特殊報道部という存在と共に事件の裏を追っていくようになる。そして青年は特殊報道部部員になる。
アブダクション事件を終えても、次から次へと怪事件に遭遇する特殊報道部。
怪事件と青年の行く末はーーー。
話が1話から7話まであって、それぞれに事情を抱えた人たちが怪事件に右往左往する話というと単純。
もっと言うと、過去の因縁とか、宇宙人とかが混ぜこぜになって、奇妙な化学反応を起こしているような感じ。
一般的なレビューで言われているほど、酷い作品だとは思わなかった。
やや最終話のまとめ方が、雑で、「おいおいそれでいいのかよ・・・」と思わせるような風呂敷のたたみ方だったが、まあ結局ループものとして見れば、そうたたむしかないのかな、と思われる。
その雑さを「これは駄目なやつ。クソゲー」とするならば、まあ致し方ない評価かなぁと思う。
でも、それ以外のストーリーを「ぶっとんでいるから、駄目」とするなら、どんな超常現象も否定することになるので、ここは駄目出しできない気がする。
そういったことを加味するに、たぶん超常現象のところで駄目出しというか、クソゲー認定されたんだろうなぁとは思うが、あとADVとしての出来。
(でもこれを出してる日本一ソフトウェアはADV苦手なんだから許してやれよとも思う)
私は2000円位で買ったので、満足。4000円くらいで買ってたら、多分へこんでたかもしれない。(結構ルート分岐も少なく、ボリューム的には薄いので)
星3てところでしょうかね。もうちょっとボリュームと風呂敷のたたみ方を頑張ってほしかったな日本一ソフトウェアさん。