レンドフルールと薔薇に隠されしヴェリテの差異を検証してみた
なんかいろんなところで騒がれてるヴェリテ。個人的には楽しい部類に入るゲームだと思うのだけど、賛否両論のようで。
特にレンドフルールとの違いを考える方が多いよう。
レンド無理だった私からするとヴェリテとレンドは違う…ヴェリテの恋愛と結末レンドの恋愛と結末は違うと思うのだけど…誰か語って下さい
— うんたん♪ (@9wakauntan4) 2016年9月10日
とか。
レンド無理な人は確実に無理なヴェリテ
— ザキ@悠久のティアブレイドはいいぞ! (@zakihara361) 2016年9月8日
とか。
レンドと並べられてるのを目にするけど、うーーん。レンドの世界観って歴史に則ってるわけでもないから自由度が高かったと思う。でもヴェリテは史実があるわけで、それを無視しないとなると犠牲があるのも覚悟しなきゃい…そう思うと似ているようで似てないと思います。
— あいな@ヴェリテ (@aina_tsukishima) 2016年9月10日
とかとか。
わからんでもないけど、性質の全くことなるゲームだと思うので、その差異からまず語る。
ちなみに私の見解というか、レビュー。
- 世界観の違い
というのも、レンドフルールは架空のファンタジー世界であり、ヴェリテは史実にあるアントワネットの話である。
レンドの結末の歪さと、ヴェリテの歪さは全く背景が違うものである。
特にヴェリテは史実が辛いものである、という前提条件があるため、そこから幸せになるというSPエンドは十分救いがあるものである。
- レンドとヴェリテ、逆に同じところ
レンドとヴェリテに共通するのは、1人を取るとその他大多数を犠牲にするということ。
レンドでいうと、世界の人々や花人だったりするし、
ヴェリテでいうと、例を出せば、ルイルートのルイ以外の人々のことを指す。
親しかった面々でも否応無しに死んでしまう。
そういったところが、レンドとヴェリテが比べられるところなんじゃないかなぁと思う。
- エンディングの幸せ感
これは乙女ゲーでは必要な要素だと思う。一二を争うんじゃないかな。
ただレンドもヴェリテも上記のように簡単な幸せを掴むわけじゃないから(大多数を犠牲にしてる)みんなで幸せ、よかったね!とはならない。
当然祝福しない人も出てくる。でも、それが人間味があって面白いところだと私は思うけどね。
ただ乙女ゲーの質として、乙女ゲーの枠に入れて良いかと言われると惑う。
確かに内容は男性との恋愛が主になっているかもしれないけど、シナリオがもっと別のところ(レンドなら世界のため、ヴェリテならアントワネットとパリのため)に焦点を当てているので、凄く甘くない乙女ゲーに仕上がっている。
レンドは世界ゲー、ヴェリテは史実ゲーになっている。全くちっとも甘くない。
(しいて言えばレンドの方が甘いかもしれない。ヴェリテのディレクターさんは甘くしてくれない)
幸せ感の無い乙女ゲーは、乙女ゲーと呼ばないかもしれない・・・。
ここまで書いてきたが、これで違いになっただろうか。
同じところ、も検証してみたが、他の意見もあれば教えてほしい。
Twitterでもご連絡お待ちしております。というか、そっちの方が返信早いかも。
以上、レンドフルールと薔薇に隠されしヴェリテの差異を検証してみたでした!
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